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 三協からのお知らせ

2022年5月16日
夏温度に変更しましょう
例年この時期になると給湯温度が高い!熱い!というご相談を時々戴きます。
この冬はこの逆パターンの給湯温度が低い・お風呂が温かくならないという相談が多かった印象があります。元の水道水の水温が上がってきておりますのでその影響で水温が高くなることがあります。また、先述の通り、この冬は寒かったので温度設定などが高めになっているかもしれません。
冬仕様の温度設定の場合は、そろそろ夏温度に変更していただくのが良いでしょう。

2022年5月9日
塩素濃度を自動制御するには水質コントローラーなどの残留塩素濃度計が必要です
制御盤の塩素剤注入装置のスイッチを自動にしているけど、遊離残留塩素濃度をうまく管理できていない。」とご質問を時折いただきます。
ここでの自動とは「ろ過機と連動して一定量の塩素剤を一定のタイミングで注入している。」という意味での自動ですので、自動コントロールや自動(塩素濃度)制御とは意味合いが違うことに注意が必要です。
実際にプール水や浴場水の塩素濃度を機械によって測定して、その過不足に応じて塩素剤を注入している訳ではありませんので、汚れによる負荷高低によって、浴槽水中の遊離残留塩素濃度は変わってきます。DPD測定器などにより、頻繁に遊離残留塩素濃度を測定し過不足に応じてスイッチの入り切りが必要です。
水質コントローラーを使用すると、この “測定して、過不足により入り切りする” の部分が自動化され、測定やスイッチ操作の手間が大幅に削減されます。

2022年5月2日
GW真っ只中ですね
ゴールデンウィーク真っ只中になります。
今週は本日(5月2日)と金曜日(6日)の2日間のみ通常営業となります。
5月3日~5日の間に弊社ろ過装置のトラブルでの緊急対応が必要な場合は三協サービスセンター0568-29-0900までお電話ください。

2022年4月25日
受水槽内の異物とその対処方法
先日、お客様より処理水槽内に茶色の異物が蓄積しているとのお話を伺いました。
井戸処理水を使用しており、処理水中に異物が見受けられたため処理水槽を覗いたところ底部に茶色い異物が沈殿していたようです。
異物の成分を分析したところ、鉄によるフロックであることが分かりました。
井戸処理が上手くいっておらず鉄が処理水中に出てしまっている?とも考え、処理水の分析をしてみましたが鉄の処理に問題はありませんでした。
原因の特定は出来ませんでしたが、水槽の清掃等を行っていないということでしたので、稼働初期などに配管等から汚れが混入してしまい溜まっていたのかもしれません。
とりあえずは現状、鉄のフロックを発生させる鉄の除去は上手くいっており、今後、同様の汚れが蓄積する可能性は低いと考え、水槽を清掃して、様子を見ていただくようにお願いしました。

2022年4月18日
学校プール前期点検のお知らせ
4月も中旬に差し掛かり、学校プールの準備の始まる季節になりました。
前期点検とは簡単に言うとろ過装置を実際に動かして、プール授業開始に備える作業になります。
点検作業にはプール水が必要です。基本的に張り替える前の古いプール水を使って行いますから、水は抜かないでください。
この2年、プール授業を行わない学校が非常に多かったと記憶しています。
本年こそ、1校でも多くの学校がプール授業を行えることを切に願っております。

2022年4月11日
レジオネラ対策 高濃度塩素洗浄のお薦め ~実践編⑤「ラスト 高濃度塩素が残った場合の後じまい」~
先週は汚れが酷い場合に非常に高い塩素で洗浄を行うため、中和や測定のために用意すべきものといったようなお話をさせていただきました。
今週は先週からの続きで、高濃度塩素を測定する方法と中和と排水後の対応についてお話します。
この長かった高濃度洗浄シリーズもいよいよ最終回です。

それでは高濃度塩素を測定してみます。しかし、そのためには希釈する必要があり、希釈倍率というものを覚えておくと良いです。例えば(高濃度塩素が残留する)浴場水を1㎖採水して、無塩素水で希釈して10㎖にした場合は、10÷1=10倍希釈になります。これは最終的な液量からサンプル水量を割ることで計算出来ます。2㎖を10㎖にしたら、10÷2=5倍希釈、2㎖を20㎖にしたら20÷2=10倍希釈といった具合です。
色々な倍率にすることが出来ますが、計算等が簡単なので10倍希釈をお勧めします。
では、10倍希釈をしたとして、その濃度はどうなるかというと
10倍に希釈して1.5㎎/ℓなら1.5㎎/ℓ×10=15㎎/ℓということになります。これで高濃度の塩素濃度も測定が出来ます。
塩素濃度が計算出来たら次に中和剤(ハイポ)の量を計算します。これは以下の通りです。
中和剤(g)の量=浴槽容量(㎥)×残留塩素濃度(㎎/ℓ)
今回の場合、中和剤ハイポの使用量は、2㎥×15㎎/ℓ=30gです。
お料理用の秤で良いので、計り取ってバケツなどで一旦、水に溶かしてください。溶かしたものを浴槽水中に投入して、良く混ぜ30分程循環運転すると遊離残留塩素濃度が下がりますから排水してください。
これで新たな使用に供することもできますが、ここでは、念を入れます。
浴槽に新しく水(湯でなくても良いです)を張って、循環運転を行い、浴槽水の遊離残留塩素濃度を測定します。
検出されない場合は、本例の場合、次亜塩素酸ナトリウム液を30㎖入れてください。
測定結果が2㎎/ℓであれば中和量が適正であったので、ここで一度ろ過機の手動逆洗を行っていただくのが良いでしょう。
これで終わりです。
また、測定結果が0㎎/ℓであった場合は、遊離残留塩素濃度が検出されるまで30㎖ずつ次亜塩素酸ナトリウム液を加えてください。
これで過剰な中和剤は無くなりました。同様手動逆洗をしてろ過機を洗浄して終わりとします。

今回は….いや、全体を通して、以上となります。
全6回を通してお送りしてきた、【レジオネラ属菌対策 高濃度塩素洗浄のお薦め】も本当にこれで終了となります。本当にお疲れ様でした。
もし、今回のお伝えした内容をしっかり理解して実践できるようになれば、もはやあなたは高濃度塩素洗浄マスターです。
今回のこれらの話が少しでも施設様の適切な衛生管理のお客に立ち、ひいては入浴者・遊泳者の安全・快適に繋がることを、切に願っております。

2022年4月4日
レジオネラ対策 高濃度塩素洗浄のお薦め ~実践編④「汚れが酷い場合。準備すべきもの等」~
先週は塩素剤の追加投入(60㎖や120㎖)をしたら上手くいった場合のお話をしました。
今回はそれでも問題がある場合、つまり基本濃度(2㎎/ℓ)の4倍濃度(8㎎/ℓ)まで増やしたが、30分遊離残留塩素濃度を維持できないという汚れの酷い場合の対応です。
少し覚悟してください

先ず中和剤を用意することをお薦めします。
チオ硫酸ナトリウム(通称ハイポ)といって、実はおなじみの、安全な薬品です。
少量なら金魚屋さんで金魚が水道水中の遊離残留塩素濃度で死なない様に、塩素の中和剤として売っています。今回は薬品屋さんで購入してください。
今回は遊離残留塩素濃度が高い濃度で残留する可能性が高いので、最終的にはこれで中和します。
さて汚れた循環配管は、50㎎/ℓの遊離残留塩素濃度で洗浄しましょう。
2㎎/ℓの25倍ですから、30㎖×25=750㎖が必要です。これで1時間循環運転してみてください。
汚れていると茶色い汚れが、そして白い泡が、そして塩素臭が強くします。浴室等の換気を良くしてください。
1時間循環運転後の遊離残留塩素濃度槽度を測定ください。
ただし、通常の遊離残留塩素濃度計(DPD比色式)では、0㎎/ℓから2.0㎎/ℓまでしか測定できませんから、希釈が必要になります。希釈には無塩素水が必要なのでこれも事前に準備しておく必要があります。
無塩素水は、水道水を日光に曝して、塩素を分解して作ることが出来ます。金魚用水と同じです。
お急ぎの場合は市販ミネラルウォーター(又は、ドラッグストアで”精製水”が販売されているかもしれません)ご使用ください。

今回は以上となります。高濃度の塩素が残留する可能性が高いため、最終的に中和する中和剤(ハイポ)と測定のための希釈に必要な無塩素水を用意していただくことになります。
次回はこの高い塩素濃度をどのように測定するのか?中和の薬剤量などについて説明します。
次回で最終回になります。最後までお付き合いいただければ幸いです。

2022年3月28日
レジオネラ対策 高濃度塩素洗浄のお薦め ~実戦編③「遊離残留塩素濃度が保てない時の対応」~
先週は何の問題(塩素消費がなく)もなく高濃度塩素洗浄を完了した場合のお話(+塩素剤の取扱等)をしました。
今回は問題があった場合、つまり2㎎/ℓという遊離残留塩素濃度が、30分保てない場合の対応です。

これは、ろ過機も含めた配管系統内が汚れている、すなわち生物膜が出来ている恐れが考えられます。この場合はどうするかというと単純に塩素剤を追加で投入して、30分後にしっかり塩素濃度がでるまで続けるということになります。
この時の追加の投入量ですが、2倍、4倍つまり今回の場合、60㎖或いは120㎖で試すのが良いかと思います。濃度で言うと4㎎/ℓ、8㎎/ℓといったところです。(ただし、これに関しては慎重きして先ずは30㎖をもう1回行うというった方法でも大丈夫です)
追加投入後に1時間のろ過運転を継続し、遊離残留塩素濃度が測定できればOKとなります。
もし上手くいったならばその塩素剤投入量を覚えておき、次週は同じ量の塩素剤を投入すると良いでしょう。1時間後の遊離残留塩素濃度が少しずつ上がってくれば、汚れは減って来たと判断でき、どんどん使用する塩素剤の量を減らしていくことも出来ます。

2022年3月21日
レジオネラ属菌対策 高濃度塩素洗浄のお薦め ~実践編②「計量・塩素剤取扱いの注意・判定」~
先週は浴槽容量を計算し、塩素剤の必要量を計算しました。仮に浴槽容量が2㎥であった時に、塩素濃度を2㎎/ℓとしたい場合の、塩素剤の必要量は約30㎖でした(先週分をご確認ください)
今週はその続きから、「計量・塩素剤取扱いの注意・判定」というところを説明していきます。

約30㎖の塩素剤の計量は身近の計量カップで行ってください。
ちなみに次亜塩素酸ナトリウム液は取扱い方を間違えると危険な薬品になりますので、扱う時は、ゴム手袋、ゴーグル、前掛けなどで防護した上で、慎重に扱ってください。
次亜塩素酸ナトリウム液が大きなポリタンクに入っている場合は、まずポリタンクから、1ℓ位の容器に一旦少し移してから、更に30㎖計り取るのが良いでしょう。
細々書きましたが、次亜塩素酸ナトリウム液の取扱で、及び腰になりそうです。が、この壁を一つ越えてください。
次に30㎖の次亜塩素酸ナトリウム液を浴槽水にゆっくり注ぎ込みます。
高濃度洗浄ではろ過機や配管などを高濃度塩素水で洗浄することを目的としますので、循環ろ過を行っている状態で次亜塩素酸ナトリウム液を注ぎ込みます。
その後は、ろ過機を運転し続けて、30分程放置し、この時点で遊離残留塩素濃度を測定ください。
どの位の値でしょうか?2㎎/ℓ程度であれば、そのまま1時間運転を継続した後、再度遊離残留塩素濃度を測定ください。
濃度低下が少なければ、貴浴槽の衛生は保たれていると見て良いでしょう。
1時間経過したら、浴槽水はそのまま排水してください。これを毎週繰り返していただければ良いでしょう。
30分経過後遊離残留塩素濃度が無くなっている場合は、生物膜があり黄信号です。この後、更に塩素剤を追加していくことになります。

今回は以上になります。
今回は衛生状態が非常に良く保たれている場合です。比較的に楽です。必要な量の塩素剤を投入して、放置すれば良いことになります。
ただし、実際にはなかなか塩素濃度が保てないということが多いです。
その場合の対応はまた次週となります。全6回の内容も半分まで来ました。
残り半分も是非お付き合いいただければ幸いです。

2022年3月14日
レジオネラ属菌対策 高濃度塩素洗浄のお薦め ~実践編①「浴槽容量の計算・塩素剤の必要量の計算」~
先週、お話した通り、今週からは【未だ実施をしていない施設様向けに、初めて行う高濃度洗浄】といったことを念頭にいれ、高濃度塩素洗浄をなるべく詳しく説明していきたいと思います(全5回)

本日は~実践編①「浴槽容量を計算・塩素剤の必要量の計算」~です。
高濃度塩素洗浄では必要な薬品(塩素剤)の量を計算する必要がありますが、その前に浴槽の容量が分からないと、この薬品量が計算できません。
ですので、先ずは大体の浴槽容量を計算しましょう。小学校の算数になります。
縦横深さは何mでしょうか?メジャーで計ったりしてみましょう。今回は深さは一般的な浴場が大抵50㎝ぐらいですから、0.5mとしときましょう。縦横は各2mとしましょう。とすると、浴槽容積は0.5×2×2=2㎥です。このように、大体で大丈夫ですので浴槽容量を計算します。この時に㎥で算出しておくとこの後の計算が楽になります。
浴槽の容量が分かれば必要な塩素量は簡単に計算できます。しかし、少しだけ前提条件が必要で使用する塩素剤は一般的、そして最も安価な、次亜塩素酸ナトリウム液(12%)とします。
この浴槽水の塩素濃度を2㎎/ℓとして見ましょう。
簡単な式があります1×1×7(いちいちなな)と憶えてください。これは1㎥の浴槽(水)の塩素濃度を1㎎/ℓ上げたい場合に必要な次亜塩素酸ナトリウム液(12%)は7㎖という意味であり、この浴槽容量と塩素濃度を任意の値にして、掛け算をしてやると必要な塩素剤の量が計算できるというものになります。
今回の場合、浴槽容量は2㎥です。目標とする塩素の濃度は2㎎/ℓです。7は定数ですのでそのままの値です。
従って、この場合の必要な塩素剤の量は2(㎥)×2(㎎/ℓ)×7(定数)=28㎖です。約30㎖になります。
これで必要な薬品量が計算できました。

今回は以上になります。
計算の話がメインであり、大変だったかと思いますが、計算自体は単純なものだったと思います。今回にめげずに残り4回お付き合いいただければ幸いです。

2022年3月7日
レジオネラ属菌対策 高濃度塩素洗浄のお薦め ~はじめに~
新型コロナは新たな株を次々繰り出して人間世界に居座るようにも見えますが、レジオネラ属菌もそれ以上長期間に渡って根絶されません。
もっともレジオネラ属菌は土壌中に常在する菌なので、根絶と言う訳にはいきません。
レジオネラ属菌は場合によっては、レジオネラ肺炎を引き起こし、最悪、感染者が死亡するケースもある等、注意を必要とする菌になります。
プールや浴場において注意しないといけないことは、衛生(塩素)管理が不十分で出来る生物膜中に、この菌が繁殖することがあるということです。
要は人間の管理不足で浴場やプールでこのレジオネラ属菌が繁殖し、感染を引き起こし、最悪な事態を引き起こすことがあり得るのです。
上記のような事情から、弊社ではかねてから日常の塩素管理に加えて、毎週換水時に塩素の高濃度洗浄をお薦めしており、このHPニュースでも過去に何度も似たような話をしてきたかと思います。
しかし、今回は今までとは一線を画し、【未だ実施をしていない施設様向けに、初めて行う高濃度洗浄】といったことを念頭にいれ、非常に細かくどのように実施していくかを、今後、全5回にわけて説明していきたいと思います。
約1ヶ月を超える期間をかけた説明にはなってしまいますが、塩素濃度が上手く出ない場合はどうするか??など、なるべく実態に即した説明が出来ればと思います。
次週より「実践編」と題して説明していきます!!よろしくお願い致します。

2022年2月28日
みずすましセミナーの案内
今年の第1回目みずすましセミナーを3月9日(水)開催します。是非ご参加ください。
本セミナーは、プールと浴場の衛生管理をテーマに年3回開催しております。(詳細は当HPにてご確認ください)
内容は、利用者、入浴者の安全、快適の為の水質、そのための装置の仕組み、管理の実際などなど、基本的なことです。少人数での開催になりますので、個別の質問にも対応させていただいております。お気軽にご参加ください。

2022年2月21日
”意見広告 次亜塩素酸水の空間除菌解禁”
週刊誌(2021.12.2週刊文春p99)を広げておりましたら、標記の広告がありました。昨年随分問題となった件です。
本欄でも、当時次亜塩素酸ナトリウム液の希釈方法などのご質問にお答えしていましたが、”空中噴霧については控えていただくのが良いと”いうご案内を書きました。
今回の解禁の内容は”空間噴霧については次亜塩素酸水のメーカーの指示に従って行うこと”といったことのようです。筆者の通っているある店舗では、次亜塩素酸水を加湿器で噴霧をしていますが、聞くと、「余り熱心に加湿し過ぎると喉が痛くなるので、調節している」とのことでした。慎重に取り扱いいただくのが良いでしょう。
  • 広告の詳しい内容等は下記の広告主のサイトよりご確認ください。
    一般社団法人次亜塩素酸水溶液普及促進会議 HP https://jia-jp.net/
  • ”解禁”の元になっている通知は下記になります。
    事務連絡令和3年10月21日 新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について https://www.mhlw.go.jp/content/000847909.pdf

2022年2月14日
遊離残留塩素濃度が高すぎる場合、DPD試薬が発色しないことがあります。
DPD試薬の発色不良で良く耳にするトラブルです。
浴槽やプールに十分な量の塩素剤を投入・注入しているのにも関わらず、DPD試薬で遊離残留塩素濃度(塩素濃度)を測定すると、発色しないのです。
この原因はズバリ、高すぎる塩素濃度になります。塩素濃度が高すぎることによって、DPD試薬の発色を脱色してしまうのです。
この場合、最初から発色しないのではなくて、DPD試薬を入れると赤いもやもやが発生するが、すぐに透明になってしまうということが多いですので、このような現象が見られたら、塩素濃度が非常に高くなっている可能性が高いです。

2022年2月7日
ろ過水採水のコツ
弊社では水質分析を行っており、契約形態によってお客様に採水していただいているものもあります。プールにおける採水において、実はろ過水の採水が普段通水していない採水栓やホース等に水を流すので、その影響で汚れを拾ってきやすかったりする等、なかなか難しいところがあるのです。
しかし、そこを踏まえて、ろ過水の採水はコツさえつかめば汚れが入ることなく、適切に採水することができます!そこで、2点コツをご紹介したいと思います。

ポイント1.
最初は採水栓を大きく開け、勢いよく流れ出るろ過水で汚れを洗い流します。
ポイント2.
次に採水栓を絞って、10リットル/分程度の流れにした後3分ほど流れを安定させてから採水栓や配管に振動を与えないようにして採取します。

2022年1月31日
最近噴水設備が黒く汚れるのだが・・・
というご相談です。無論噴水が新しい時は全くそのようなことはありませんでした。井戸水を使っていますが、水質は着色を与えるような成分(鉄やマンガン)は含んでいません。
「塩素消毒してますか?」「まったく」ということなので、たぶん生物膜であろうと推定しました。
今回、この黒い汚れはブラシで落ちたので高圧洗浄できれいに出来ました。これで景観上はOK。そして、もう一つ衛生上の問題、つまり生物膜→レジオネラ属菌のおそれもあるので、高濃度塩素消毒を行いました。これで万全ですね。ただし、高圧洗浄は材質によっては使えない場合もあるので、注意が必要です。
ということで、噴水など水景施設、浴場、プールなど水を使用した施設の汚れでお困りの場合は一度ご相談いただくのが良いでしょう。

2022年1月24日
硫酸バンドとPAC(ポリ塩化アルミニウム)の違いは?②~違い編~
先週は凝集剤である硫酸バンドとPAC(ポリ塩化アルミニウム)について簡単に説明しました。
今週は引き続き、この二つの凝集剤個々についてメリット・デメリット等を簡単に解説いたします。
先ずは硫酸バンドですが、これのPACと比べたメリットは値段が安価なことが上げられます、それと実用上のメリットしてはPACよりも熱に強い、つまり機械室で使用中に固まりにくいというのがあります。デメリットとしてはPACより効果は弱めであり、酸性度が高いためpHを下げやすい部分があります。これらを総合すると、透明度の要求度が低く、機械室が熱くなりやすい浴場等での使用が推奨されます。
これに対してPACは硫酸バンドのメリット・デメリットが反転する感じとなります。メリットとしては硫酸バンドより効果が強いので、メインプール等の透明度の要求度が高い箇所での使用が推奨されます。反面、PACは熱に弱く、固まってしまい注入ホースや注入弁を詰まらせやすいデメリットがあります。ですので、浴場等になると前述のように硫酸バンドの使用の方が合理的になってきます。
先週から引き続き、以上が凝集剤である硫酸バンドとPACの違いになります。

2022年1月17日
硫酸バンドとPAC(ポリ塩化アルミニウム)の違いは?①~基本事項編~
先日、このような質問をお客様よりいただきました。
結論から言うと、両方とも凝集剤といって、砂ろ過でろ過処理を行う際に、濁りを大きくして(フロックといいます)ろ過の網目に引っかかるようにする、ろ過助剤になります。
硫酸バンドの成分は硫酸アルミニウムというもので、これには固形のタイプと固形物を約50%の濃度で溶解した液体タイプとがあります。液体のタイプはあえて液体硫酸バンドと呼ぶことが多いです。
PACの成分はポリ塩化アルミニウムというもので、簡単に説明すると多数の塩化アルミニウムの分子が鎖のように繋がった構造をしています。こちらは通常液体の物質となります。
詳しい説明は省きますが、分子内にアルミニウムが存在することによって、濁りを凝集する機能を発揮します。次週は両者のメリット・デメリット等を説明する予定です。

2022年1月10日
「逆洗流量(逆洗水量)を減らしたいが問題ないか」とのご相談を頂きました
排水先のマンホールから逆洗水が溢れる可能性があるので、逆洗水量を減らし、逆洗時間を長くすることで対応したいとのことでした。
逆洗とはろ過方向とは逆に水を通水してやることで、ろ材内に蓄積した汚れをろ過系外に排出する、砂ろ過における一般的で日常的な、ろ材の洗浄手段になります。また、逆洗流量とは逆洗をする時の流量(水量)です。時間当たりにどれだけの水量を通水するかということです。(例:1分間に1000ℓ通水など)
逆洗の説明が長くなりましたが、上記の質問の答えは
「逆洗水量を減らすことはやめてください」です。
逆洗水量を減らすとろ材を洗う効果が弱まり、ろ材内の汚れを排出できなくなります。
汚れが蓄積すると水質の悪化やろ材交換の時期を早めることにもなります。

今回の対策としては、逆洗1回分の水量が確保できる水槽を設けて、逆洗排水を一旦貯留した上でマンホールから溢れない程度で排水することを推奨します。

2022年1月3日
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり,ありがとうございました。
本年も全社員一丸となり、邁進致します。どうぞよろしくお願い致します。

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