株式会社 三協

三協からのお知らせ

2025年8月25日
本年の経験を来年に生かしましょう。
まだまだ暑い日が続いておりますが、シーズンプールや学校プールのシーズンオフの季節です。慌ただしかったプールシーズンも終了を迎えており、寂しさを感じます。
シーズンプールとなると「久しぶりで操作方法が分からない」、「取扱説明をして欲しいという」という声が非常に多く聞かれます。やはりシーズンに一度・短期間のこととなりますので、中々その作業や内容において不安に感じるユーザー様が多いのが実情です。
どうしてもろ過装置の日常的な取扱いは学校様・施設様で行っていただくほかないものになりますので、記憶の新しい今の内に作業手順の整備をしていただくことをお勧めいたします。本年の経験を来年に生かせるように、是非、ご検討ください。

2025年8月18日
みずすましセミナーのお知らせ
開催日は9月10日となります。今回は浴場の衛生管理についてお話します。衛生管理のポイントなどを分かりやすく・丁寧に解説いたします(要予約)。詳細は当社ホームページでご確認ください。定期点検など弊社の定期サービスをご利用になられているお客様は無料で受講いただけます。

2025年8月11日
タイマーの設定変更はご相談ください
浴場ろ過装置等の点検やトラブル対応時にままありえることとして、お客様の方で運転時間タイマーの運転設定が変更されているということがあります。基本的にはお客様の使用状況に合わせて良いように変更していただいて構わないのですが、時には運転時間が必要以上に短縮されていたり、逆洗時刻には運転を停止するという設定になっていて逆洗が出来ていなかったりといった、正常ではない状態になってしまっていることがあります。変更の際にご不安に思われることがありましたら、一度弊社にご相談ください。

2025年8月4日
浴場の高濃度塩素消毒後の排水について
「浴場の高濃度塩素消毒の後の高濃度の塩素は中和しないとダメですか?」。このようなお問い合わせを時折、いただきます。
こちらへの回答ですが「原則は日常の管理濃度以下(※)、又は、完全に中和して排水してください」とお答えさせていただいております。(※浴場では通常塩素濃度は「0.4㎎/ℓ程度に保ち、かつ1.0㎎/ℓ以下になるように努めること」とされています)
ただ、塩素を含む排水は塩素濃度を○○㎎/ℓ以下にしないといけないという明確な決まりはないのが現状です。それでも、塩素が残留している水は放流先の河川などで主に生物に悪影響を及ぼします。高濃度の塩素を含む排水を流してしまったことで、魚が浮いてしまったというニュースを耳にしたことがあるかも知れません。
塩素は比較的不安定な物質で、汚れと反応すると分解します。ですので、ある程度の塩素を含む水が河川に放流されても河川に含まれる成分によって無害な物質に分解され、大きな問題は起きないという可能性もあります。しかしながら、それは排水量やその排水の塩素濃度にもよってきますし、100%大丈夫とはとても言えません。そのように考えた場合は【原則、中和して排水する】というのが必要となってくるのです。

2025年7月28日
夏季休業案内
今年の弊社の夏季休業は8月9日(土)~11日(月・祝)と8月14日(木)~17日(日)となります。8月11日~の週は12日(火)・13日(水)の2日間のみ営業となります。通常営業ではございますが、お電話繋がりにくい可能性もございますので、何卒、ご理解の程よろしくお願い致します。
弊社ろ過装置のトラブルでの緊急対応が必要な場合は三協サービスセンターにお電話いただき、メッセージを入れてください。必ず、施設名称と電話番号を入れてください。

2025年7月21日
余った塩素剤は使い切っていただいた方がスムーズです。(シーズンプール・学校プール)
夏真っ盛り、夏休みも近づいてまいりましたので、早い学校さんですと既に今シーズンのプールを終了しているかも知れません。
この時期にシーズンプールで良くある問題に、塩素剤が余ってしまった、どうしたら良いのか??というものがあります。回答ですが、基本的にはろ過装置の運転を継続して、使い切るのが良いです。特に液体の塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム液)は劣化して来年度は使用出来ないので、本年度中に使い切ってしまってください。
固形の塩素剤は装置内に残留しているもの、封を切ってしまったものは使い切るようにしてください。封を切っていないものは来年度も使用可能ですが、残しておくとどんどん繰り越されて、最終的に不良在庫になる危険性もありますので、可能な限り使い切ることをお勧めします。もし、封を切っていない固形の塩素剤を保管する場合は、機械室とは別部屋で保管するようにして下さい。

2025年7月14日
夏屋外プール水のpH管理
pH(ピーエイチ)はプール水の酸性アルカリ性を示します。酸性が強くなると鉄配管が錆びます。アルカリ性だと消毒剤に使用している塩素の効果が低下してしまいます。お使いの塩素剤の種類によって、どちらになりやすいかということが分かります。
固形塩素剤の包装の表示成分にトリクロロイソシアヌル酸と書いてあったら酸性になりやすく、液体塩素剤の成分に次亜塩素酸ナトリウムと書いてあったら、アルカリ性になりやすいです。使用している塩素剤の種類を知ることで、プール水質の傾向をつかむことができます。これによって対策の方法が分かれます。前者の場合は使用するpH調整剤はアルカリ性薬品で、後者の場合は酸性薬品となります。
ご使用の塩素剤の種類と対策は、薬品業者、ろ過装置メーカーに確認していただくのが良いでしょう。

2025年7月7日
残留塩素が出ない!!その意外な落とし穴!!
「残留塩素が出ないんだけど?」。先日、この様な問い合わせをいただいました。原因を探るべく、電話口で聞き取りを行います。
「ろ過装置は動いているか?」「塩素注入ポンプは動いているか?」「塩素剤はちゃんとあるか?」等を確認、全く問題はなさそうです。その後、塩素の注入量を上げて【これで出ないはずない】と考える状況にしていただき、測定してもらってもまだ出ないとのことでした。迷宮入りかと考えた矢先、一つの可能性が浮かび「DPD試薬(塩素測定用の試薬)は正常ですか?」と伺ってみると。。。【間違った試薬で測定されていました】
まさかという話であるので、逆に気付くのが遅れてしまいました。意外な落とし穴です。皆様もトラブルの際は一度、基本的な部分で何か見落としている点はないかとご確認いただくのがよいでしょう。

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