ニュース

 三協からのお知らせ

2022年11月28日
浴室タイル目地のくろずみは塩素で解消!!
浴槽水の衛生管理に欠かせない塩素ですが、浴室の床壁の清掃にも有効です。今回は、最近、築40年の古い家の浴室のタイル目地に黒っぽい汚れの除去に試したところ有効であったお話をさせていただきます。

  • 当初ブラシでこすりましたがダメ。スチームクリーナーで今度こそ!と思いましたが歯が立たず。
  • 高圧洗浄機は強すぎて目地自体が剥がれてしまいます。ネットで探してみたものの有効なものはなし。
  • そういえば!と以前某所洗面台の目地に塩素剤を塗布して放置した所見事に白い輝きを取り戻したことを思い出し、これだ!
  • 塩素剤(12%原液)を歯ブラシで目地に”根気よく!!”塗布して半日放置したところ・・・、大成功でした。
  • 成功の秘訣は、塩素剤は12%原液を使用することです。(※キッチンハイターは塩素濃度6%ですので効果があるかもしれません。カビキラーは0.5%とだいぶ薄ようです。)
くろずみは目地の隙間奥深くにあるので濃い塩素でないとその奥まで浸透しないためです。
このように効果のある塩素剤によるくろずみ除去ですが注意点があります。
  • 塩素剤が目に入ったり皮膚に付着すると危険です。また、服に付着すると脱色、穴が開くのでくれぐれも取扱注意です。慣れない方は防護メガネ、ゴム手袋を使用するのが良いでしょう。
  • あとは、混ぜるな危険!!他の洗剤との同時使用は厳禁です。大変有毒な塩素ガス発生の危険性があるからです。
  • しかし、汚れと塩素とが反応して塩素臭(クロラミン)が、強くしますが、これは問題ありません。
  • この塩素臭は塩素ガスそのものとは異なりますから過度に恐れる必要はありませんが、窓を開けるなど換気を良くして行うのが良いでしょう。
  • また一度に行おうとせず、一回当たりの作業時間を3分程度にして、何度かに分けて行うのも工夫でしょう。
そろそろ年末の大掃除の時期となります。浴槽のくろずみ除去に有効な塩素剤、しっかり安全を確保した上で、是非お試しください。

2022年11月21日
水質コントローラー 流量不足の際はサンプル水槽内の詰りかどうかの特定が重要です。
弊社水質コントローラー WAMシリーズで良くあるトラブルに通水部のどこかで詰りが発生し、流量不足となり装置が作動しないというものがあります。
流量不足によって、装置が制御を停止してしまうのは、安全機能の一種であり正常な動作ではあります。この場合は、流路の詰りを解消してやれば自然復旧します。
この時に詰りがサンプル水槽内かそうでないかで対応が変わりますので、その特定方法をお教えします。簡単です。

  • 【測定水槽部分の入口バルブを閉じ、その後にサンプルコックを開け水の出方を確認する】
これだけです。
この時に水が勢いよく出る場合はそこから先の水槽部分の流路で詰まっています。水槽の分解清掃が必要となります。
逆に水がほとんど出ない場合は、その上流での詰り等が疑われます。この場合はYストレーナーの詰り(この清掃作業は難しくありません)や元バルブが閉じているなど比較的単純な原因なことが多いです。
なお、水槽の分解清掃は複雑な作業が必要ですので弊社にご用命下さい。

2022年11月14日
塩素剤注入ポンプの電源が入っているのに動作しない
お客様よりこのようなお話をいただきました。
「塩素剤が注入されない(≒プールや浴槽で遊離残留塩素濃度が出ない)」というお話をいただいた時、まず、最初に「注入ポンプの電源スイッチは自動ですか?(電源は入っていますか?)」とお聞きしますので、上記の電源が入っているのに動作しないというのは不思議に思われても仕方ないのかもしません。
しかし、一つ落とし穴があります。それは弊社で標準使用している注入ポンプにはポンプ自体に運転ON/OFFのスイッチ(押しボタン式)が付いているのです。
本件も確認をした所、前日に作業した方が、そのスイッチでポンプを停止状態にしていたそうです。
すごく初歩的な所であるがゆえに、割と見落とされがちな部分となりますので、トラブルの際はスイッチ類が適正かどうかの確認をすると良いでしょう。

2022年11月7日
井戸水のろ過処理をお考えの際は
井戸水を飲用水や雑用水に使用したいというお問合わせをいただくことがあります。
井戸水をろ過処理して使用する場合には、次の情報が必要です。

  • ①1時間当たりのろ過能力
  • ②1日の使用水量
  • ③設置場所(屋内・屋外)
  • ④井戸水質
この内、④の井戸水質が最も重要です。
基本、井戸用ろ過装置は鉄、マンガンに由来する色度、濁度を除去するものです。ヒ素、重金属類が基準を超えて含まれている水は、除去処理は不可となります。
これから井戸を掘るので水質は不明という場合は、弊社の想定する水質でろ過装置の選定を行います。
また、井戸を掘った後であれば、実際の井戸水を採水して自社で水質分析を行い、ろ過装置の選定を行いますので弊社営業担当までご相談ください。

2022年10月31日
BTB試薬の限界
「プール水を分析機関に出して分析したらpHが基準値より高かったと言われた、現地で測定した際は、7.6だった。何故ですか?」
先日、このようなご質問をいただきました。念のため、現地のpHの測定方法をお聞きした所、BTB試薬で測定しましたとのことでした。
その場合は回答としては「BTB試薬では7.6以上は測定できません。BTBで7.6と見えたということは、7.6以上ということになります」です。
BTB試薬は発色の色味でpHを見分ける手法で、pHが高いと青色が強くなります。しかしながら、7.6以上になるとそれ以上青色が強くならず、例えpHが9.0であったとしても、7.6程度の発色と勘違いしてしまうことがあります。
BTB試薬の限界です。BTB試薬で6.0または7.6だったら、6.0以下、7.6以上と思っていただいて間違いはありません。

2022年10月24日
用法を守って正しくお使いください
先日、お客様より、DPD試薬が全然発色をしないというお問いあわせをいただきました。
DPD試薬とはプール・浴場の衛生管理上重要な残留塩素濃度を測定するのに必要な試薬で、残留塩素を含む水にこのDPD試薬を加えるとピンク色の発色をします。また、塩素濃度が濃いほど、発色も濃くなります。
弊社ではDPD試薬①+②、DPD試薬③の2種類を販売しております。1回の測定分のみ個包装されたスティックタイプの試薬です。
この2種類の試薬の使い分けは、DPD試薬①+②は遊離残留塩素濃度を測定する試薬になります、そして、DPD試薬③は結合塩素濃度を測定するための試薬で、これは先ずDPD試薬①+②を加え、発色させて遊離残留塩素濃度を読み取り、その後にDPD試薬③を加えて、発色の濃くなるようなら、その差を読み取り結合塩素濃度を測定します。
つまり、DPD試薬③のみを加えたとしても、発色はせずなんの反応も示さないのです。
さて、最初に問い合わせの答えが何となく見えてきたかもしれません。よくよくお客様にお話を聞いたところ、「DPD試薬①+②がなくなったので、手元にあったDPD試薬③で測定していた」とのことでした。
DPD試薬の用法(と用量)を守り、正しく使いことで正確な残留塩素濃度を行いましょう。

2022年10月17日
屋外ろ過機の凍結対策を今から始めましょう
先週の続きの様な話になります。冬の気配が漂ってきており、気温が下がることに対する対策が必要な時期なってきました。
特に屋外のろ過装置の場合は、外気温にさらされますので凍結対策が必要になります。
特に山間部などでは、今のうちに対策を実行しておきましょう。
簡単に出来る対策としては(弊社ろ過装置の場合)、気温の下がる明け方の時間帯(4:00~5:00)に、タイマー設定で逆洗を行うことになります。
時間の設定方法などご不明点があれば、弊社にお問い合わせください。

2022年10月10日
冬温度に変更していますか?
早いもので今年も残り2ヶ月弱、だんだんと冬の気配が漂ってきました。
冬が近づいてくると、多くなるご相談に“プール、浴槽の温度が低い。”というものがあります。気温が低くなってきますので、今までの温度設定では期待通りに温まらないということが起こりやすくなります。

2022年10月3日
今後ともよろしくお願い致します
株式会社三協は、10月7日に創業62年を迎えます。
今後とも変わらぬご愛顧いただきますよう、よろしくお願い致します。

2022年9月26日
みずすましセミナーのお知らせ。
開催日は10月12日です。浴場の衛生管理のポイントについてお話させていただきます。定期点検など弊社の定期サービスをご利用になられているお客様は無料で受講いただけます(要予約)。詳細は当社ホームページでご確認ください。

2022年9月19日
レジオネラ症、慣れに注意!!
この数カ月レジオネラ属菌の検出事例、レジオネラ症の感染事例が増えている様に見えます。お亡くなりの方もおられます。
水質管理の責任はたいへん大きなものがあると思います。ポイントは塩素管理に尽きますが、その中でも、休業日、休館日の直前の営業終了時の高濃度洗浄が大変有効です。

2022年9月12日
機械室が水浸しな原因とは
朝プールの塩素の調整にろ過装置のある機械室に来てみると、床が一面濡れている!!??という経験はありませんか?
こういう時、真っ先に疑うのはどこかからの水漏れです。しかし、意外と水漏れが確認できないということがあります。
実は朝に機械室の床が濡れているのは、逆洗が原因。。。といいますか、逆洗排水先の配管の詰りが原因のことが多いです。弊社ろ過装置は標準的に夜間または朝一番に逆洗を行います。(毎日の場合もあれば、2日おきぐらいに1回の場合もあり)
その逆洗を行った際に、排水先の配管が詰まっていると、機械室にある排水マスから水が溢れ出し、機械室の床を水浸しにするというカラクリです。
毎年、学校プールなどのシーズンプールでは特にこのような事例が散見されている様に思ます、弊社も点検させていただ際に、このような現象が見受けられた場合は指摘をさせていただいております。
この場合は、配管の詰りを解消する必要がありますので、配管の専門業者にご相談していただくことをお勧めするとともに、このような現象が確認された場合は、特に薬品類は床に直接おかないようにしてください。

2022年9月5日
塩素剤が注入されない!!
施設の管理者様よりこのような連絡をいただきました。お電話で内容を確認した所、スイッチは自動にしており(注入ポンプの電源は入っている)、注入確認用の流れ表示器の浮き球はあまり動いていないとのこと。これは注入ポンプ自体は正常に動作していますが、何らかの原因で薬液注入が上手く行っていないことを示しています。
現地にお邪魔して確認すると循環配管に接続する注入弁の内部が詰まっていました。清掃して動作確認。無事に薬液注入することができました。
塩素剤が注入されない原因もいろいろあります。お困りの際は三協サービスセンターにご連絡ください。

2022年8月29日
ドイツ人の提案したORP(酸化還元電位)
最近NHKラジオの”こころをよむ 鉄道で行く 世界をめぐって人を知る旅 「ドイツ」”で、関口知宏さんが経験したドイツ人気質を語るの聞いていて、あるドイツ人のことを思い出していました。
それはプール水の衛生状態の判定にORPが大変有効であることを見出したカールソンのことです。
プール水質の衛生管理では、一般には(遊離残留)塩素の濃度を測定すればOKと思われていますし、たいていの場合はまあ良いでしょう(←これ日本人)といえますが、実はそれでは不十分で、pHであったり、結合塩素も影響したりと結構難しいのです。
そんな難しいプール水の衛生状態を、ORPなら一発で判定できるのです。
ORPと大腸菌の殺菌速度とのきれいな相関関係を見出したのは、関口さん曰くの”キッチリ仕事をするドイツ人”でなければ難しかった?とは言い過ぎでしょうか。

2022年8月22日
来年に向けた作業手順の整備・引継をお願い致します。
まだまだ暑い日が続きますが、シーズンプール、特に学校プールなどはシーズンオフが近づいてまいりました。既にろ過装置を停止された学校様もあるかと思います。
本年は新型コロナウイルスもやや落ち着きを見せたことで、数年ぶりにプールを実施するという学校様・施設様が多く、久しぶりということで操作方法が分からない、取扱説明をして欲しいという要望が非常に多かったです。
従来は毎年のことなので、ろ過装置の取扱いは原則、学校様・施設様で引継をしっかり行っていただいており、そのような要望も限られておりました。
来年以降、プールを実施される場合は、毎年のことになっていきますので、久しぶりに実施出来た本年での経験を生かして、作業手順の整備・引継を行っていただければ幸いです。

2022年8月15日
みずすましセミナーのお知らせ
開催日は9月7日です。今回は浴場の衛生管理についてになります。基準の話、レジオネラ属菌について、衛生管理のポイントなど浴場の衛生管理について分かりやすく解説いたします。定期点検など弊社の定期サービスをご利用になられているお客様は無料で受講いただけます(要予約)。詳細は当社ホームページでご確認ください。

2022年8月8日
固形塩素を使ってよいだろうか??
三協式水質コントローラー WAM-700Pをお使いの施設様からこのようなお問い合わせをいただきました。
水質コントローラーで塩素剤注入を行う場合は液体の塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム液等)を定量ポンプで注入するという方法が最適で、ほとんどの施設様で採用されております。
この施設様も日常は液体の塩素剤を使用されていたのですが、トラブルで注入出来なくなり、修理までの間、固形塩素を直接プールに投入して塩素管理を行っても、水質コントローラーに悪影響はないか??というご質問でした。
結論を言いますと、以下の通りです。

  • 無機系塩素剤(次亜塩素酸カルシウム)⇒OK
  • 有機系塩素剤(ジクロロイソシアヌル酸、トリクロロイソシアヌル酸)⇒NG
理由は有機系塩素剤に含まれる有機物が水質コントローラーのセンサーに悪影響を及ぼすためです。

2022年8月1日
塩素タンクが空になった際は補充の他に・・・
良い天気が続くと、屋外プールではどんどん塩素剤が消費されます。ある時急にプールの遊離残留塩素が出なくなったと思ったら、液体塩素剤のタンクが空になんていうこともあるかもしれません。
こんな時に、早急に塩素剤を補充し、問題ないと思ったら一向にプールの遊離残留塩素濃度が上がってこないなんてこともあり得ます。
何故か、それはタンクが空になると、塩素剤注入ポンプの中にも空気が入り込んで動作不良(空打ち)を起こすことがあるのです。つまり、塩素剤のポンプがなかなか塩素剤を汲んでくれないのです(ポンプが空打ちしていたら、ポンプ本体に空気抜きが付いていますので、塩素ポンプの空気抜きをしてください。)
塩素タンクが空になった際は補充だけにとどまらず、塩素剤ポンプがちゃんと塩素剤を汲んでいるかどうかも確認することをお勧めします。

2022年7月25日
夏季休業案内
今年の夏季休業は8月11日から8月15日までです。弊社ろ過装置のトラブルでの緊急対応が必要な場合は三協サービスセンター0568-29-0900にお電話いただき、メッセージを入れてください。必ず、施設名称と電話番号を入れてください。

2022年7月18日
シーズンプール終了時に余った塩素剤について
シーズンプールが終了した際は、早めにろ過装置を停止してしまうことも多いのですが、ちょっとお待ちを!!
一部、残った薬品の中には来年度使用できないものや、装置内に薬品が残留していると装置を傷める場合があります。
液体の塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム液)は来年度は使用出来ませんので、ろ過装置の運転を継続して、使い切るのが良いです。毎日機械室を覗いて、塩素剤がタンクが空っぽで、定量ポンプがずっと空打ちしていたということがないように注意して下さい。
固形の塩素剤は装置内に残留しているもの、封を切ってしまったものは使い切るようにしてください。封を切っていないものは来年度も使用可能ですが、機械室内での保管は避けていただくと、袋を透過する塩素ガスによるろ過装置の腐食を予防できます。

2022年7月11日
プールの逆洗排水中の残留塩素濃度は排水しても問題ないレベルでしょうか?
タイトルの様な相談をお客様よりいただきました。
結論から申しますと、遊泳用プールの衛生基準の水質基準の水質が保たれているのならば問題はありません。
一般的に逆洗時に使用する水(洗浄水)はプール水です。
遊泳用プールの衛生基準では遊離塩素濃度は0.4㎎/ℓ以上かつ、1.0㎎/ℓ以下が望ましい。となっております。この基準は消毒効果を担保しつつ、遊泳者に悪影響がないようにという設定なっておりますので、排水しても問題ありません。

ちなみに、稀にプールの排水が原因で川魚が浮いたというニュースを聞くことがあります。
このケースは通常使用ではあり得ない量の残留塩素を含む排水を河川などに排出してしまったために起こることがほとんどです。
その原因の多くは固形塩素を溶解してプールへ塩素注入を行う装置のバルブ操作を間違えて、排水バルブが開いたままにしてしまったという人的なミスになります。
この様なことが起こると非常に大変ですので、今一度、装置の操作方法を確認してご使用ください。

2022年7月4日
藻の繁殖対策としての塩素管理
学校のプール担当の先生に「藻が生えて困るので、土日も学校に来て塩素を投入しているのです」と相談を受けたことがあります。
「金曜日にプールの授業があり、ちゃんと塩素管理が行われていれば土曜、日曜は塩素を加えなくても藻は発生しないと思います。不安であれば、金曜日帰る際(遅ければ遅いほど良いです)に、遊離残留塩素濃度が1mg/L程度になる様に塩素剤をプールに投入してください。」
と回答しました

25mプール(標準的に300㎥程度)の塩素濃度を1㎎/ℓとしたい場合の各々の塩素剤の投入量は以下になります。

  • 液体の次亜塩素酸ナトリウム液(12%):約2ℓ
  • 固形の次亜塩素酸カルシウム(70%):約450g
  • 固形のトリクロロイソシアヌル酸(90%):約350g
液体の場合はプールに直接散布。固形の場合は日常使用している専用の溶解装置があると思いますのでそれに投入すれば良いです。ご不明の点はお問い合わせください。

Copyright 2003-2022 SANKYO CO.,LTD. All rights reserved.
株式会社 三協