結合残留塩素の濃度管理も簡単に
遊離残留塩素がアンモニアなどのプール水中の汚れと反応すると、結合残留塩素に変化します。この結合残留塩素は、目の痛みや独特の塩素臭の原因となるほか殺菌力も弱くなります。衛生的で快適な水質を維持するには、遊離残留塩素濃度の管理とともに、結合残留塩素をつねに低い濃度で管理しておく必要があります。
高精度なデータを手軽に計測
DPD式残留塩素測定器では、遊離残留塩素とともに結合残留塩素の正確な濃度測定が可能です。水質の把握が的確にでき、維持・管理がより確実になります。また作業手順も簡単。比色管に採水し試薬(リン酸緩衝剤+DPD粉末)を加え遊離残留塩素濃度を測定した後、続けて試薬(ヨウ化カリウム粉末)を加えれば結合残留塩素濃度を測定できます。
使い勝手も楽々、コンパクトで携帯も便利
DPD式では、しばらくは色変わりしないため、余裕を持って測定できる使い勝手の良さが特徴です。さらに使用1回分毎のスティックタイプ分包で試薬の扱いも手軽。また測定器は携帯タイプで軽量・コンパクト。日常的な水質検査に最適です。