スティックタイプの分包で、めんどうな粉末試薬の計量が不要です。
遊離残留塩素濃度の測定方法
- 試験管を測定する試験水(プール水・浴槽水)でよくすすぐ。
- 試験管に試験水(プール水・浴槽水)を半分くらい採水する。
- 試薬を1包加えて、混和する。
- 試験管を本体の筒に入れ、試験水(プール水・浴槽水)の発色度合を本体の標準比色列と比べて、遊離残留塩素を求める。
※1分以内がもっとも適切に発色するので、1分以内に数値を読み取ること。 ※試薬は完全に溶けきらなくても良い。
- 測定後は試験管を水道水でよく洗ってから保管する。
◆遊離残留塩素濃度はプール水では0.4~0.8㎎/ℓ(三協・日本浄水機械工業会基準)、浴槽水は0.4~1.0㎎/ℓ(三協基準)の範囲で管理してください。
◆別途 試薬3(ヨウ化カリウム粉末)を使用して、結合塩素を測定することができます。
◆試験水(プール水・浴槽水)の残留塩素濃度が2.0㎎/ℓを超える場合は測定できません。残留塩素を含まず、消費しない水で希釈してから測定してください。
◆本法では試験水にアルミニウムイオン、銅イオン、鉄イオン、亜硝酸性窒素が多く含まれている場合は妨害を受けます。
◆発色した試験水は速やかに廃棄し、試験管をよく水洗いしてください。長時間放置すると、試験管が染色される恐れがあります。
試薬取扱注意
- 残留塩素測定以外には使用しないでください。
- 試薬等は飲み込まないでください。また、幼児の手の届かないようにしてください。
- 眼・皮膚に薬品が付着した場合は速やかに多量の水で十分に洗い流してください。
- 購入してから1年以上経過したものや保管状態の悪い試薬は、適正な反応を示さない場合がありますのでご注意ください。試薬は、必ず湿気を避けて冷暗所に保管してください。
- 湿気を帯びたり、濃く変色した薬品は使用しないでください。
※外観及び仕様は改良の為、予告なく変更することがありますので御了承ください。