水は、プール施設の品質を決める大きな要素です プール

プールの水と人の関係。
水はそのプール施設の品質を決める大きな要素の一つです。衛生的なのはもちろん快適でなくてはなりません。そして、人にとって快適な水は水質分析の数値からも読みとることが出来ます。常にスイマーの満足を得るには、法や条例で定められた数値のクリアはもちろん、より良い水質を維持していくことが不可欠。三協では独自にプール水質の社内基準を設け、人にとってより快適なプール水を作り出すことに力を注いでいます。
肌がかさつく。
プールに入ったことでいわゆる乾燥肌状態になるときは、個々の体質にもよりますが塩素濃度に原因があります。結合塩素量を少なく保てば、殺菌に有効な遊離残留塩素量をのこした上で総残留塩素濃度を抑制できます。
髪の毛がごわごわする。
髪の毛も肌のかさつきと同様に、塩素が頭髪の保湿成分を必要以上に流してしまう場合が少なくないようです。衛生面はもちろん、快適さにおいても塩素濃度管理はプール水質管理のもっとも重要なポイントです。目が痛い。
殺菌のために入れた塩素剤は、プール水中の汚れと反応し遊離塩素から結合塩素へと変化します。この結合塩素がスイマーの感じる目の痛みの原因の一つです。結合塩素は殺菌力も遊離塩素に比べ低下します。 臭い。
プールで感じる独特の塩素臭。これも結合塩素が原因です。衛生的で快適なプール水を維持するには、遊離残留塩素濃度の管理とともに、結合塩素濃度を常に低い濃度で管理しなくてはなりません。
汚い。
空気中のほこりやゴミがプール水面に落下しプール水の透明度を下げるのはもちろんですが、人が持ち込む汚れもプール水の透明度を下げています。髪の毛やバンドエイドなど目に見えるものの他、プール水に溶けだしてしまう化粧品なども油断できません。べたつく。
スイマーが「水がべたつく」という不満をもらすことがあります。プール水の過マンガン酸カリウム消費量が大きいときは要注意。べたつきの原因は水中の有機物の増加によることが大半です。 泡切れが悪い。
プール水面に出来た水泡がなかなか消えないときはプール水中の有機物濃度に問題がある場合が考えられます。また、pH値も泡切れの悪さの一因となります。pH値を適正に保つ必要があります。
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