株式会社 三協

三協式浴場用循環ろ過装置 NSシリーズ浴場

NS型循環ろ過装置の機種選定方法

NS型循環ろ過装置は、浴槽の水量と、水が一時間に循環する回数(ターンオーバー数)により選定します。
浴槽の中でも条件によって必要なターンオーバー数は異なります。次の計算式により、一時間に必要な循環水量から、必要な処理能力が決定できます。

循環水量(㎥/h)=
ターンオーバー数(回/時間)×浴槽の水量(㎥)


たとえば、一般的な浴場で、3m×3m・水深0.6m(水量=5.4㎥)だとすると

5.4(㎥)×2(回/時間)=10.8(㎥/h)

1時間あたり10.8㎥/hのろ過能力を持つ機種が必要な事が解ります。この浴場には、NS-2Aが最適となります。

推奨ターンオーバー数
冷水 温水 単位
ジャグジープール 1〜2 回/時間
水風呂 2〜3 回/時間
風呂・温泉 2〜3 回/日

NS型循環ろ過装置 最大処理能力(㎥/h)
NS-1A NS-2A NS-3A NS-4A
7 11 20 31

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大容量の熱交換器を装備

NSシリーズは、大容量の熱交換器を装備しています。次の計算式により、翌朝に冷めた湯を、設定温度に昇温する為に必要な熱量をもとめることができます。
昇温に必要な熱量(kcal/h)= 浴槽容量(リットル)×(浴槽設定湯温-翌朝浴槽湯温)÷時間(何時間で設定温度にしたいか)
たとえば冬期間、浴槽容量5400リットルの浴槽において朝の浴槽湯温22度を、2時間で浴槽設定湯温42度にしたい場合、
5400(リットル)×(42(度)-22(度))÷2(時間) =54000(kcal/h)
1時間あたり54000kcal/hの昇温能力を持つ熱交換器が必要な事が解ります。NS-2Aは、この交換熱能力を備えています。

アフターケア・メンテナンス体制も万全。

三協ではメンテナンス部門を充実させ、薬品などの消耗品、ろ過装置の定期点検、アフターケアを承っています。また、製品の使用法に関するご質問や万一の故障時には、専用のホットラインで対応。安心してご使用いただけます。
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